[解説]天界の村を歩く 紀伊山地北部(奈良県・和歌山県)
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Published 2021-11-20
西日本を縦走する中央構造線の南側に連なる「西南日本外帯山地」は急峻な谷を刻んでおり、集落が谷底ではなく山の中腹に形成されています。紀伊山地での分布域は、高野山や吉野から始まり、南は十津川村を中心に和歌山県にまで及んでいます。今回は、北部の主に十津川(熊野川)上流域の本流支流の谷にある山岳集落を紹介します。谷が深く斜度がきつい斜面上の集落、高く駆け上がった山上の集落が登場します。
※正誤:西日本外帯山地 ✖ ⇒ 西南日本外帯山地